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「おっはよー！キヨ！」
「おう、おはよ。こうすけ。」
「今日も相変わらずぼーっとしてんな？」
「なぁ…女子からさ、
耳打ちしてくるのって、
脈ありだと思う…？」
「え、うーん。人によるんじゃね？
なんで？耳打ちされたのか？」
「うん…無駄に意識しちゃって…。」
「いいなぁ、俺も女の子と
イチャイチャしてぇなぁ〜。」
「告白しちゃおうかなぁ…。」
「え、まじで？しちゃうの？」
「うん…A、
好きな人居るって言ってたし。
振り向いてもらわないと…。」
「ちょっ、今なんて？
A？Aさんのこと？」
「うん、そうだけど。なんで？」
「いや、キヨってあんな人が
タイプなんだな〜って。」
「お前が知らないだけだよ。」
「え、何を。」
「…Aの可愛さを。」
…
もうすぐ体育祭。
応援団やチアをする人たちは
放課後教室に集まって練習をしている。
でもパソコン室は相変わらず
静かで居心地が良い。
『えっ…黒髪に戻す…？！』
「おう。大学推薦のこととかもあるし
何より髪がバッサバサでさぁ。」
『ふふっ、そうなんだ。
黒髪のキヨも見てみたいな。』
「黒髪に戻したら
俺モテちゃうかもなぁ〜？」
『え〜？？どうだろうね。』
少し揶揄ってみると
キヨは意地を張って言う。
「黒髪だった中学は
それなりにモテてたんだぜ？」
『ふ〜ん。』
「なんだよ、その目は。」
『いや？別に。』
「うわ！絶対冗談だろって
思ってんだろ！？
よし、ぜってぇかっこよくなって
モテてやるぞ？！！」
そして体育祭の前日。
「ねぇ、見た！？
キヨくんの髪！黒くなってたよ！？」
「ちょっとかっこよくない…？」
「いや、めっちゃかっこよくない！？
なんで今まで金髪にしてたんだろうね？！」
クラスの女子達が
朝からヒソヒソ楽しそうに話している。
本当に黒髪になって登校してきたらしい。
私はまだキヨの姿を見れていない。
今日の放課後までの
お楽しみにしておこう。
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ゆゆゆ(プロフ) - みやさん» みや様♡本当にありがとうございます(T . T)ご期待に応えられるよう頑張りますので、是非今回も最後までお付き合い頂けたらと思います！(_ _) (3月1日 20時) (
レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
みや - 今作も楽しく見させてもらってます！続きも楽しみです( ; ; )♡連載頑張ってください〜！ (3月1日 16時) (レス) id: 2bd17039e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2024年2月5日 0時
