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…
1週間以上前のあの日。
帰りのホームルームが終わった瞬間、
俺はパソコン室に走った。
部活がない分、Aと
一緒に居られる時間が増えるなんて、
俺にとっては楽しみでしか無かった。
ワクワクしながら
パソコン室で待っていると…
カラカラ…。
「おっ！A…じゃないじゃん。
西澤？？なんでここに？」
「キヨが全力で向かってる場所が
気になって追いかけてきちゃった。」
邪魔が入ってしまった。
まぁ、Aが来たら
勉強の邪魔とか言って
出て行って貰うしか無いな。
「ってか、俺もやる事あるから…」
「ねぇ、キヨ。
何しにここに来てるの？」
コイツ、人の話聞いてねぇな。
「色々。西澤は俺を追いかけて
来ただけでどうせやる事無いんだろ？
相手してやれねぇから帰れよー。」
「やだ。私の恋愛相談の
一つくらいは聞いて貰わないと
帰れないよ？」
「…ったく、仕方ねぇな。」
俺には理解できない女心に
適当に相槌を打って
ある程度の時間を潰しても
Aがここに現れることは無かった。
「よし俺、今日はもう帰るわ。」
「え、もう帰るの？」
「うん、じゃあな！」
「待ってよ、私も帰る！」
その次の日。
昨日と同じように
放課後すぐにパソコン室に入ると
それに続けて西澤も入って来た。
「おい、またかよ？
今日は恋愛相談乗らねぇぞ。」
「乗らなくて良いもん。
今日はキヨの話を聞きに来た。」
「は？」
「キヨの好きな人の事、
まだ聞けてないから。」
「あ？教えねーつったろ？」
「なんでよ、私も教えてあげるからさ？
キヨも教えてよ！」
「へー？誰だよ？」
「…淳平くん。」
「…いや、何言ってんの？」
「ん？」
「西澤って淳平と接点無くないか？」
「あ、あるし！」
「無いだろ」
「無くても好きなの！」
「西澤が相談した内容と
照らし合わせても全く合わねーよ。
嘘ついてるだろ？」
「い、いや！さっき話した
エピソードはさ！？」
西澤の嘘くさい話を聞き流しながら
時間を潰していても
やっぱり今日もAは来ない。
なんで来ないんだ？
今までは毎日来てたのに…。
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ゆゆゆ(プロフ) - みやさん» みや様♡本当にありがとうございます(T . T)ご期待に応えられるよう頑張りますので、是非今回も最後までお付き合い頂けたらと思います！(_ _) (3月1日 20時) (
レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
みや - 今作も楽しく見させてもらってます！続きも楽しみです( ; ; )♡連載頑張ってください〜！ (3月1日 16時) (レス) id: 2bd17039e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2024年2月5日 0時
