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さっきからキヨは
私の肩に手をかけたまま
動こうとしない。
『ねぇ、ちょっと…。』
「うん？」
『腕…。』
「腕？あぁ、ごめんごめん。」
あまりの至近距離に
ドクドクと胸の音が耳にまで届く。
『ねぇ、キヨってさ。
誰にでもこういうことするの…？』
「ん？」
『いや…あの。
もし、どの女の子にも
こんなことしてるんだったら
思わせぶりな男って思われて
損してると思う。』
現に今、私は思わせぶりに
振り回されているんだけど…。
『大きなお世話かもだけど____ 』
私の言葉を塞ぐ様にキヨは言った。
「うん、大きなお世話だな。」
そして彼は前のめりになって
私に詰め寄る。
「そういうAもさ、
俺の頭撫でたりしてたけど
あれ、誰にでもやんの？」
『え…？』
いや、キヨにしか
したことないんだけど…。
「どうなの？」
『…えっと。』
「ほら〜、早く答えて。」
そんなこと、この真っ赤な顔を
見ただけで分かるはずなのに、
イジワルなキヨは私の口から
その答えが出るのを
待っているかの様だ。
「そりゃ、誰にでもはしねぇよ？」
痺れを切らしたキヨは
口を開いた。
「嫌いなやつには絶対しないし。
まぁ、仲良くなりたい人には
する…かな。」
いや、それも思わせぶりじゃんか。
でも私も似た様なものか。
ヤンキーとかって結構
パーソナルスペースが
狭い人多い気がするから
そういうのもあるのかな…。
『わ、私も。そんなものだと思う。』
「そっか！
…じゃあ俺らはもう友達だな！」
『友達…。』
「もっと上のランクが良かった？」
『上のランク？』
それって…
まさか恋人…とか？！
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ゆゆゆ(プロフ) - みやさん» みや様♡本当にありがとうございます(T . T)ご期待に応えられるよう頑張りますので、是非今回も最後までお付き合い頂けたらと思います！(_ _) (3月1日 20時) (
レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
みや - 今作も楽しく見させてもらってます！続きも楽しみです( ; ; )♡連載頑張ってください〜！ (3月1日 16時) (レス) id: 2bd17039e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2024年2月5日 0時
