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『えっ…どうしたの、そんな慌てて…。』
「もしかして俺のこと…
待ってたりしなかった？」
『え、いや、別に…』
嘘です。めちゃくちゃ待ってました。
「あ、そっか…なら良かった…。
俺のこと待ってたなら
めっちゃ申し訳ないなって思って。」
『えっと、部活
さっき終わったんだよね？』
「あ、うん。
よくわかったね？」
『あ！あの、じ、実は、
ここからサッカー部が
活動してるのってよく見えてさ！
そういえば来ないなって思って
ちょっと様子見てみたら
遅くまで部活やってるの、
見えたから…。』
やばい、思わず言っちゃったけど
ここからサッカー部見てたってこと
キモいって思われないかな…
「へぇ！！そうなの！？」
目を丸くしたキヨは、
窓際に近づいて外を眺めた。
「…暗くてあんまりわかんないけど
確かに見晴らし良さそうだな？！」
『でしょ！？』
「…いつもここから
サッカー部見てんの？」
『…えっ？！』
“いつも”！？
やばい、見透かされてる！？
『あ、えっと…その…
きゅ、休憩中…とか？』
わかりやすく
しどろもどろになってしまう私。
「そっか」
え、それだけ…？
絶対キモがられてしまったぞ、今。
早くこの場から去りたい_____
「そしたら俺、
明日から頑張るわ。」
『…へ？』
「ううん、なんでもない。」
頑張る…？
「もう帰るんだよな？」
『あ、うん。』
「じゃあ下まで行こうぜ。」
今日のキヨはなんだか
少し暗い顔をしている気がする。
部活、大変だったのかな？
するとキヨは、
階段の踊り場でピタリと歩みを止めた。
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ゆゆゆ(プロフ) - みやさん» みや様♡本当にありがとうございます(T . T)ご期待に応えられるよう頑張りますので、是非今回も最後までお付き合い頂けたらと思います！(_ _) (3月1日 20時) (
レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
みや - 今作も楽しく見させてもらってます！続きも楽しみです( ; ; )♡連載頑張ってください〜！ (3月1日 16時) (レス) id: 2bd17039e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2024年2月5日 0時
